課題図書


現在の課題図書

2021年10月13日-

タイトル:
陽気なギャングが
地球を回す

著者:
伊坂 幸太郎
(いさか こうたろう)

出版年:
2003年

「ロマンはどこだ!?」がキーワード。ロマンって何だ?という疑問が湧いてくるのですが、そんなことよりストーリーの展開が面白い、講師イチオシの作品です。
『死都日本』は専門知識が多く、衒学的で、ストーリーも重ための作品でした。今回は打って変わって、軽快なエンターテインメント作品です!物語の世界を楽しみましょう!


過去の課題図書


2021年9月8日-10月13日

タイトル:
死都日本

著者:
石黒 耀
(いしぐろ あきら)

出版年:
2002年

古くイタリアのヴェスビオ火山で発生した火砕流を怪物に喩えた、伝説調の語り口が印象的なプロローグ。

著者石黒さんのデビュー作ということですが、そうとは思えないほど作り込まれた内容という印象。

漢字の使用が多くハイレベルな文章ですが、高度な日本語を身につけるにはうってつけ。九州南部地域の地名や地形にも詳しくなれます。「別府」の地名が登場するシーンには親近感。

読み進めるうちに、火山学的な知識にも大変詳しくなれる本。火山の歴史や噴火のメカニズムについて理解が深まります。南九州の地名が山のように登場するものだから(山の話なんですけど)、旅行したことがあれば読み進める楽しみは数倍になりますし、そうでなければ一度旅行してみたくなりますね。


2021年7月7日-9月1日

タイトル:
羊をめぐる冒険

著者:
村上 春樹
(むらかみ はるき)

出版年:
1982年

海外でも有名な日本の小説家といえば、村上春樹さん。

『シブヤで目覚めて』のアンナ・ツィマさんも、「母国チェコで翻訳が出版されている日本人作家は村上春樹さんくらいだ」とインタビューで仰っていました。

講師が大学生の頃、村上春樹さんは大大大人気で、文学部ではないのに村上春樹さんを扱った講義もあり(履修しませんでしたが)、◯◯文学賞の候補だと話題になったりもしていた頃で(オッズがどうのと騒いでいる人たちが勝手に言っているだけだけだから気にするまでもない、と『村上さんのところ』にも書かれていましたが)、講師も村上春樹さんの作品を読みふける大学生の一人でした。

皆さんにとって、まさに「これ、日本語で読みたかったんだよね。」の小説家なのではないでしょうか。